Googleアナリティクス(GA4)には、集計方法の異なる様々な用語があるため、適切なサイトの改善を行うためには用語の定義を正確に理解する必要があります。
似ている用語も多いため混乱してしまいがちですが、ポイントを抑えて理解することで覚えやすくなります。
今回は「セッション数」を中心に、用語の定義や確認方法、似ている用語との違いを解説します。
【GA4】セッション数とは
GA4におけるセッション数とは、Webサイト内へユーザーが訪問してからサイトを離脱するまでの一連の流れを意味します。
例えば同一サイト内の複数ページを閲覧した際、GA4で計測されるページビュー数は増えますが、セッション数は1のままです。
複数ページ閲覧したとしても1セッションとカウントされるため、ユーザーの訪問数の把握に役立ちます。
■ページビュー数との違い
GA4におけるページビュー数とは、ユーザーがページを閲覧した合計回数です。
同じユーザーが複数回ページを閲覧した場合もその回数分だけカウントされるため、ユーザーが閲覧した累積ページ数が分かります。
例えばユーザーがページAへ訪問し、直後にページBを閲覧した場合、ページAとページBを閲覧したためページビュー数は「2」 となり、
2つのページを閲覧した際にサイトを訪問したのは一度だけのためセッション数は「1」 となります。
■ユーザー数との違い
GA4におけるユーザー数とは、一定期間内にWebサイトを訪問したユーザーの合計数です。
例えばユーザーがページAへ訪問して離脱後、翌日に再びページAへ訪問した場合、1人のユーザーがWebサイトへ訪問しているためユーザー数は「1」 となり、
2日間に渡りページAを2回閲覧しているためセッション数は「2」 となります。
■ページ別訪問数との違い
GA4におけるページ別訪問数とは、Webサイトのページごとの訪問数を評価する指標です。
ただし、対象のページへの訪問を含むセッション数がカウントされます。
例えば、ユーザーがページAを訪問し、次にページBを訪問し、再度ページAを訪問してWebサイトを離脱した場合、ページAのページ別訪問数は「1」とカウントされます。
【GA4】セッション数の確認方法
ここからはGA4でセッション数を確認する方法をご紹介します。
■Webサイト全体のセッション数を確認する
Webサイト全体のセッション数は、標準レポートから確認できます。
左メニュー「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」
■ランディングページ別にセッション数を確認する
次はGA4でランディングページ別にセッション数を確認する手順をご紹介します。
左メニュー「レポート」→「エンゲージメント」→「ランディングページ」
【GA4】セッションの計測条件
セッションはWebサイトへ訪問してから離脱するまでを1セッションとしてカウントされますが、以下の条件に該当する場合はサイトから離脱していなくても新しいセッションとしてカウントされます。
■操作を行わない状態で一定時間が経過した
GA4の標準設定では、ユーザーが30分以上操作をしなかった場合にセッションが切れる仕様です。
■ユーザーがページAを閲覧し、操作を行わないまま30分が経過した
このケースではページAを閲覧した時点で1セッション、30分経過時点で次の1セッションが計測され、合計2セッションとなります。
デフォルトでは30分となっていますが、時間を変更することも可能です。
また、セッションの継続時間には特に制限がないため、ユーザー操作が続く限りはセッションが継続します。
セッション数を増やすための4つのコツ
■コンテンツの質向上
セッション数を増やすためには、コンテンツの質を高めることが重要です。
ターゲットとなるユーザーを設定し、ユーザーにとって何が求められているのか、どのようなコンテンツが見やすいかを意識した質のよいコンテンツを作成しましょう。
■SEO対策
SEO(検索エンジン最適化)対策に取り組むことも重要です。
いくら質の高いコンテンツを作っても検索結果に出にくいサイトだとユーザーに見つけてもらえません。
ターゲットキーワードを選定し、複数のコンテンツを上げることで検索結果に上位表示され、サイトアクセス数の増加につながります。
■Web広告
Web広告は費用がかかりますが、その分セッション数を短期間で増やせる可能性があります。Web広告にはいくつかの種類がありますが、例えば検索結果の画面に表示されるリスティング広告はユーザーの興味や関心に合わせたアプローチが可能です。
あらかじめ興味を持ったユーザーが閲覧するため、離脱率が少なくセッション数の増加につながります。
Webサイトの広告枠に表示されるディスプレイ広告や、SNS広告を活用することも効果的です。
■SNS・メルマガ
SNSやメルマガも積極的に活用しましょう。
定期的な情報発信によってリピーターを獲得することができ、セッション数の増加につながります。
XやFacebook、InstagramなどのSNSは、情報が拡散されやすく、セッション数の増加を期待できます。
ユーザーのメールアドレスが入手できれば、直接送付が可能なメールマガジンも効果的です。
まとめ
本記事ではGA4におけるセッション数の用語定義や似ている用語との違い、GA4画面での確認方法について解説しました。
ページビュー数やユーザー数と違い、ページを離れるまでの一連の流れがカウントされるため、よりコンテンツの改善やSEO対策に効果的です。
セッション数を正しく把握・分析し、アクセス数の増加やコンバージョンの向上に活かしましょう。