サイトのアクセス数を増やすため、SEO対策を行う際に最も重要な行程が「キーワード選定」です。
いざSEO対策の記事を書こうと思ってもどのキーワードを選べば良いか分からないという方は多いのではないでしょうか。
どれだけサイト内に質の高い記事やノウハウがあっても、キーワードの選定が適切でなければユーザーに届きません。
本記事では上位表示され、検索流入されるキーワードの選び方を徹底解説します!
なぜキーワード選定が重要?
SEOとは
そもそもSEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジン最適化」を意味し、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでの検索結果にサイトを上位表示させるための施策です。
検索結果での表示順位は、検索アルゴリズムによって決められています。
アルゴリズムの評価要素は公開されていませんが、これまでの傾向から、ある程度の推測が可能であり、その推測をもとに行う施策がSEOです。
キーワード選定の重要性
「キーワード選定」とは、SEO施策を行う「単語」や「文章」を選ぶことです。
ユーザーは興味があることや知りたいことについて、「サービス名 予約」や「商品名 値段」といったキーワードを検索しますが、キーワード検索をしてたどり着いたユーザーは、サービスや商品の購入に対するモチベーションが高いため、申し込みや購入といった成果(CV/コンバージョン)につながりやすい、という特徴があります。
キーワード選定を間違えると、狙ったユーザーにコンテンツを届けることができず、たとえ検索順位で一位になったとしてもユーザーの流入にはつながりません。
また、やみくもにコンテンツ数を増やしていけば、成果は出るという考え方は間違いです。
狙ったユーザーにささるキーワードを厳選し、質の高い記事を掲載することが重要です。
キーワード選定6つの手順
1、目的と成果を明確化する
まずは「売上をあげたい」「リードを獲得したい」「認知を拡大したい」など運用の目的を明確にしましょう。運用の目的によって、狙うべきキーワードは異なります。何のために、サイトを運営するのか、その目的を明確化しましょう。
次にその目的に応じて、成果を定めましょう。成果とは、目的が達成したかどうかを判断する基準になります。売上が目的であれば「売上高」、リード獲得が目的であれば「リード数」などが成果指標になるでしょう。
2、ターゲットを明確にする
誰に対してコンテンツを届けたいのか明確にするため、ペルソナを設定しましょう。年齢や属性、性格など「個人」をできるだけ具体的に設定することで、チーム全体で共通のユーザーイメージを持つことができ、見込み客が抱えている悩みや問題点を発見しやすくなります。
3、キーワードを並べる
実際に関連するキーワードを並べていきましょう。
Googleのキーワードプランナーなど、「月間の検索ボリューム」を調べることができるツールを活用し、関連しそうなキーワードを並べていきます。
例えば、WEBサイト制作会社であれば、「WEBサイト 制作」「WEBサイト 制作会社」「WEBサイト制作会社 比較」など、ボリューム順に並べていきましょう。
ビッグワード
ビッグワードは、検索ボリュームが10,000を超えるキーワードのことです。
ボリュームが大きい分、ビッグキーワードで上位表示が取れることで一気にサイトの流入数を確保できますが、競合も多いため、難易度が高くなります。
また、ビッグワードは「WEBサイト」など単語一語となることがほとんどのため、適切にニーズを捉えることが難しく、コンバージョン率は他のワードと比較しても低い傾向にあります。
ただし、顧客の購買に近しいワードの場合は上位表示することで高い成約率が期待できるため、効果的です。
ミドルワード
ミドルワードは、月間検索ボリュームが1,000〜10,000までのキーワードのことです。
検索ユーザーのニーズがビッグワードと比較した際に顕在化しているケースも多く、検索上位を獲得すれば、アクセス数のトータルはビッグワードに匹敵する場合もあります。
また、ミドルキーワードは競合がビッグワードほど強くはないので、比較的検索上位を狙いやすい点も特徴です。
スモールワード
スモールキーワードは、検索ボリュームが1,000以下のキーワードのことです。
複数語句やニッチなワードから成り立っていることが多く、キーワードボリュームが少ないため競合性は比較的低く、キーワードによっては上位表示がしやすいと言えます。
ニーズが顕在化しているケースも多く、成果(CVなど)に繋がりやすいこともあるため、ビッグワードやミドルワードだけに縛られず、スモールワードも対策していきましょう。
4、軸キーワードを決める
軸キーワードとは、「絶対に1位を取らなければならないキーワード」のことを指します。
例えば、リード獲得が目的であれば、検索ユーザーの購入意欲が高いキーワードが、軸キーワードとなります。
認知の獲得が目的であれば、ボリューム数が多く、認知を取りたいターゲットと親和性の高いキーワードを選ぶ必要があります。
検索ボリュームが大きく顧客とのマッチしているワードを選ぶようにしましょう。
5、サブキーワードを決める
軸となる検索キーワードで検索順位1位を獲得するために、複合ワードでSEO対策したページをつくっていく必要があります。
軸キーワードで検索してみたときのサジェストキーワードなどを参考に複合ワードを調べましょう。軸キーワードに他のキーワードをかけ合わせた複合ワードで1位をとることにより、軸となるキーワードでも上位に表示されやすくなります。
6、キーワードで作成した記事をメンテナンスする
まずは軸キーワードの記事作成、次にサブキーワードの記事作成を行います。
その後、メンテナンスでサブキーワードの記事内容を軸キーワードの記事に追加して、順位を上げていきましょう。
注意点として、軸キーワードの記事に要素追加をすると、コンテンツが長くなりすぎてしまうケースがあります。情報を盛り込みすぎると、かえってユーザーが知りたい情報を見つけにくくなってしまうため、各項目の要約だけを記述し、内部リンクでサブキーワードのコンテンツにうまく誘導することが有効です。
成果につながるキーワード選定のポイント
1、検索結果で1位を獲得すること
SEOにおいては検索順位が重要な指標です。
Advanced Web Rankingの、検索順位とCTR(クリック率)の相関調査によると、検索順位1位と2位とで約3倍差があり、3位、4位と順位が低下するほどその差は大きくひらいていることがわかりました。
このことから、「検索上位」を目指すのではなく、「検索結果1位」を獲得することがいかに重要かが理解できるでしょう。
この検索順位を決める要因は、コンテンツの質にほかなりません。
キーワード設計によって温度感の高いユーザーに狙いを定めると同時に、実際にコンテンツへ訪れてもらうため良質なコンテンツを生み出すことが大切です。
他社のコンテンツの真似事にならず、届けるべきユーザーに目を向け、自分たちだからこそできるコンテンツ発信を心がけましょう。
2、ユーザーの利便性を追求
検索順位の1位の獲得を目指していく時に、理解しておきたいのがGoogleの基本的な理念です。Googleは、ユーザーの利便性を第一に考えるという思想を持っています。
利便性を追求するためには、コンテンツやページは作って終わりでなく、継続的に運用するためのメンテナンスが非常に重要です。
滞在時間を高める、直帰率を下げるというテクニック論では無く、ユーザーの求めている情報が分かりやすく手に入り、課題解決ができるかといった視点でコンテンツやページを考えていく必要があります。
まとめ
本記事では、SEOのキーワード選定手順やポイントについて、解説しました。
目的を明確にしたうえで適切なキーワードを選定し、検索ニーズの変化に合わせて常に最適なキーワードへメンテナンスしていくことが重要です。
キーワードの選定は根気のいる作業ですが、適切に行うことでサイト順位が上がり、成果につなげることができます。
手先のテクニックに囚われず、ユーザーの訴求に応えた質の良いコンテンツ作りを目指しましょう。